三端子レギュレータとは?
三端子レギュレータは、電源回路用ICです。
最近は、スイッチング電源が多く使われ、個人の電子工作など以外余り使われなく成りました。
でも、ノイズ、リップル(電源波形のデコボコのようなもの)が少なく、
三端子レギュレータは、アナログ回路に良く必要な、マイナス電源も簡単に作れます。
三端子レギュレータは文字通り、IN(入力)、OUT(出力)、GND(グラウンド)の3本の端子があるので三端子レギュレータと言う名前で呼ばれています。
私も学生時代良くお世話になりました。
三端子レギュレータを使うと、発振防止用セラミックコンデンサー(セラコン)と、抵抗を使うだけで、簡単に定電圧回路を作れます。
必要電圧より少し高い電圧の直流を、この三端子レギュレータに入力すると、大工さんのかんなをかけて削ったように、規定電圧以上が削られて出てきます。
削られた電気は?熱に変わります。だから三端子レギュレータの裏には、金属の板が取り付けられています。(小さい出力電流のものは無いものもあります。)
三端子レギュレータの損失
三端子レギュレータの削られた電圧分は熱に変わると言いましたが、これは、ジュールの法則により、
三端子レギュレータの(入力電圧-出力電圧)×電流が熱になります。従い大きな出力電流用や、
入出力差の大きい入力を与えると、三端子レギュレータが大きく発熱して壊れる可能性が有ります。
この場合三端子レギュレータの後ろの金属部に外部から放熱器を取り付ける必要が有ります。
シリコングリスなどを塗り放熱器に取り付ければ、三端子レギュレータの方熱効率が上がります。
商品としての三端子レギュレータは?
市販されている三端子レギュレータは、プラス電源用で、LM317(出力1.5A)、LM350(出力3.0A)などは、出力電圧が可変出来る、便利な三端子レギュレータです。これらは、アメリカの、ナショナル・セミコンダクター社の物ですが、他社から同等機能の物(セカンドソース)が沢山あります。電子回路には電源が血液みたいなものです。
三端子レギュレータは安価に電源回路が作れる優れたICです。