スイベルジョイントとは?
スイベルジョイント(SWIVEL JOINT)とは何でしょうか。
スイベルジョイントはスイベル管継手とかスイベル継手とも言われており、
油圧機器など流体を扱う機械の油圧部品の一種という意味です。
上下、左右、前後、回転と任意の方向に動く機械の、各機器への圧力の有る流体(主に油)を輸送するのに適した部品です。
スイベルジョイントは人間の体で言うと、関節部分にあたる場所の意味で使用されています。
スイベルジョイントの種類
スイベルジョイントは使用する機械の動きの種類により形が違います。
1)回転体に流体を送る時のスイベルジョイント使用の主な設備
ホースリール
ロータリーコイルフッカー
2)機械的に伸縮するゴムホースなどに流体を送るスイベルジョイントの使用の主な設備
工作機械
建設機械
荷役運搬設備
油圧装置
3)ドッグレッグ配管の平面可動(リンク機構)に固定配管側より、移動機械に流体を送るスイベルジョイントの使用の主な設備
射出成型機
タイヤプレス
ダイキャストマシン
ホットプレス
スイベルジョイントの重要点
スイベルジョイントの目的は、固定配管継手と違い、固定側と可動側、可動側と可動側の継手が目的です。
よく使われる流体は油です。可動機械内の油ですから、温度が上がります。
スイベルジョイントの耐えられる最高温度は大体100℃です。
また高温流体、金属と金属の磨耗の問題が発生する為、滑らかな動きを必要とされ、なお且つスイベルジョイントに要求される気密性です。
滑らかな動きは、摺動部にボールベアリングを利用すれば可能ですが、
金属と金属の摩擦の低減の為の給油方法、気密性はOリング等のリング状パッキンの利用する事により内部の圧力流体を漏洩する事無く、
スイベルジョイントの役割を果します。耐圧力は2.1MPa(21s/p2)〜34.3MPa(350s/p2)が一般的です。
(MPaはメガパスカル)材質的には、鋼溶接やステンレス鋼が一般に用いられています。
要するに、スイベルジョイントは大きなラジアル(回転方向)、スラスト(前後、左右方向)両荷重、ならびにモーメント荷重(曲げ)に耐えられる事がスイベルジョイントととして、大事なポイントです。