手回し発電機とハイテク
最新のハイテクも意外と古い原理だったりします。発電機もその一つでしょう。
小学校の理科の時間に簡単なモーターや、手回し発電機を作った事有りませんか?
いま電気が当たり前に有るのですが、停電など無いと、その重要性を実感します。
そんな時発電機が欲しいと思いますよね。
作り方が非常に単純ですので実際にキットなどを使って自作で製作している人もよく見かけます。
冷蔵庫、クーラーなど、消費電力の大きなものは無理ですが、携帯電話やノートパソコンの充電程度であれば、
手回し発電機で対応可能です。これが結構役立つすぐれものです。
停電時ではなくても、外で使えますから、外出時の携帯電話の電池切れ等、必要な時は意外と多いのではないでしょうか?
しかも、電力会社の電力を使うのではなく、手回し発電機は自分で発電している訳ですから、
微量と言え省エネになっています。
パソコンと手回し発電機
ハイテクの代名詞の一つパソコンは、1人1台の時代になりつつありますが、
発展途上国の子どもたちにとってはまだまだ高価な高嶺の花。
それどころが電気を利用できない環境で暮らしている子供たちもたくさんいます。
そこで手回し発電機で充電方式のノートパソコンを提供しようというプロジェクトが、
マサチューセッツ工科大学(MIT)メディア・ラボが設立した非営利団体OLPCによって進められています。
基本ソフト(OS)に無償のLinuxを用い、アプリケーションソフトも必要最小限にするなどの徹底的なコスト削減により、機能的には1000ドル前後のパソコンと大差ないものが、わずか100ドルで実現できるそうです。
これは手回し発電機が一役買っています。
発電の原理
手回し発電機の仕組みとは。
自作などでの作り方からみてわかる通り磁石のまわりに砂鉄を巻くと磁界の様子が目に見えます。
磁力線は、磁界の様子を表しています。磁力線がたくさん集まっているところほど、磁界の強い部分です。
コイルに電流を流すと、コイルの中に磁力線が通り、磁界ができます。
つまり、コイルに電流が流れると、磁界ができて、磁石のまわりにも磁界があります。
コイルの中にN極を入れる時、磁力線が増えます。しかし、磁石とコイルからできる磁力線は逆向きになります。
つまり、手回し発電機のコイルの中を通る磁力線の数が変化すると、電流が流れます。
また、磁力線の数が変化しない向きに電流が流れます。(フレミングの法則)これが、手回し発電機のしくみです。
作り方が単純ですのでキットなどでの自作での製作も難しいものではないですからチャレンジしてみてはどうでしょうか。